お食い初めの仕方・実例

 

お食い初めとは

お食い初めは、赤ちゃんの生後100日〜120日目頃に健やかな成長を願ってお祝いの料理を与える、日本古来の伝統行事です。無事に生後100日の節目を迎えられたことを神様に感謝し、わが子の成長を祝うと共に、この頃に赤ちゃんの歯が生え始めることから、「子どもが一生食べ物に困らないように」という願いを込めてごちそうを与える儀式を行います。もちろん、この時期の赤ちゃんはまだ固形物を食べることができませんので、食べさせるまねだけをします。

我が家の場合

両親が望まない限りやらない人も多いかもしれません。そもそもこの行事自体僕は知らなかったのですが、親は当然やることリストに入っているかのようでした。ネットで調べてみると和食系レストランで頼めば丸ごと段取りしてくれるようです。

お食い初め 実際の流れ

お食い初めメニュー

我が家は甲羅という和食レストランでお食い初めコースをお願いしました。参加するのは両家の両親と僕ら夫婦、子供です。

お食い初めは地域によって異なるそうですが鯛、お赤飯、煮物、吸い物、香の物という献立を順番に食べさせる(真似をする)という内容になっています。お食い初めを行う生後3か月では当然赤ちゃんは食事どころか離乳食も始まってない状態だと思いますので当然実際に食べさせたりはしません。箸を歯茎につけることができればOKだそうです。

食べさせる真似

お食い初めの儀式的な部分を行うのは父方の男親が行いますが、お食い初めコースがある店を予約すれば、お食い初めの段取りは覚えなくても大丈夫です。店員さんが仕切ってくれるので指示に従っていれば特にストレスなく催し物として楽しむことができます。

そんなに緊張するようなものでもなく、ちょっとした儀式を含んだ食事をする行事だと思っておけば問題ないです。

親と同居するというケースもさほど多くないと思うのでこういうしきたり系をしてあげると親は喜びますので余裕があればやってあげると良いでしょう。

また産後100日後に必ず行わなくてはいけないものということも内容ですので、母子の体調や参加者の予定を踏まえて日にちを決めると良いと思います。

コロナ禍の現代ではお食い初めはやめておこうという場合も多いとは思います。無理に行わずに、状況や参加者の体調に十分などにも気を配って行えるといいですね。