お宮参り
赤ちゃんが生まれてから大体1か月くらいに赤ちゃんの長寿・健康を願うためのお宮参りを行うそうです。この記事ではお宮参りの日程、参加者の服装、我が家の場合などを紹介します。
お宮参りの日程
生まれた赤ちゃんが男の子の場合で生後31日、女の子の場合で生後32日に行うという伝統があるそうですが、必ず守らなければならないものではないそうです(お宮参りの日にちを数える場合、赤ちゃんが生まれた日を1日目として数えます)。赤ちゃんのイベント事のほとんどすべてに言えますが、母子の体調をまず第一に考えるべきであってイベントごとの日程は大体目安として把握しておけば問題ないです。
大体出産後、一週間ほどで退院し、1か月ほどお嫁さん側の実家で過ごすパターンが多いと聞きます。お母さんと赤ちゃんが実家から家に戻るタイミングでお宮参りに行かれる方も多いようです。
我が家の場合は生後38日にお宮参りに行きました。私の親が比較的しきたりにうるさい人たちなので、嫁と息子が実家から戻る日を大安の日にし、その日に同時にお宮参りも行いました。実家から帰ってくるタイミングで神社に寄るようにすると移動が減るので効率がよかったと思います。
お宮参り いくらかかるか
お宮参りは、赤ちゃんが生まれた土地の神様のいる神社を参拝し、御祈祷を受けるという内容になっています。「初穂料(はつほりょう)」「祈祷料(きとうりょう)」と呼ばれる神社への謝礼金を払います。私たちが行った神社は受付に料金表がありました。料金表を見てもよくわからなかったので受付の方に「お宮参りに来たんですが」と言うと、説明してくださいました。
特に料金が書かれていない場合は5000円ほど包むのが一般的だそうです。
お宮参り 服装
赤ちゃんがお宮参りに行く場合、白羽二重(しろはぶたえ)の内着か、あるいはベビードレスの上から晴れ着(産着・初着)を掛け、両親は子供の服装に合わせるという伝統ではあるそうですが、正直その時は特に詳細を知らず私はスーツ、嫁はフォーマルな服装、息子は普段着で行きました。私たち以外にお宮参りに来ている家族もフォーマルな服装な人はいましたが、赤ちゃんに晴れ着を着せているご家族はいませんでした。
このあたりは田舎だったり都会だったりと地域性もあるかもしれません。
晴れ着については、男児・女児とそれぞれ性別や、「こんな風に育ってほしい」という思いを込めて色や柄を選ぶものであるそうなので、特にこだわりがなければお宮参りに行く前に自分たちの親に相談してみるとよいと思います。
我が家は特にこだわりはなく、嫁の両親も特にこだわりはなかったので自分たちがフォーマルならいいかという程度しか気にしませんでした。
お宮参り 御祈祷の様子
神社で受付を済ますと同じように御祈祷をしてもらう人たちがある程度集まったタイミングで神社の建物の中に入るように言われ、御祈祷が始まりました。同時に御祈祷してもらう人の数にも左右されるとは思いますが、御祈祷自体は30分ほどでした。御祈祷の前には「赤ちゃんの様子で自由に出入りしてもらって構いませんよ」と説明は受けましたが、玉串を神前にそなえる際には個別に呼ばれるのを覚えておいたほうがなんだか御祈祷をしてもらった感はあると思います。
うちの息子ははじめグズついていて、私が一旦外に出てあやして戻ってくるとちょうど玉串をお供えするタイミングでした。
一旦御祈祷が始まってしまうと外へ出ていいのか、いつなら大丈夫なのかわからないずに戸惑うこともあると思うので、赤ちゃんの御祈祷で有名な神社を選ぶと良いかもしれません。私たち夫婦が行ったのは安産祈願でも行った愛知県豊川市にある籰繰神社という神社でした。
お宮参り まとめ
私(夫)側の家が比較的しきたり系にうるさく、嫁側の親にはさほどこだわりはありません。正直言って角が立つのが面倒なので厳しめの私の親の意見をベースに、母子の体調を考えながら一般的なお祝い事はこなしていっています。基本お祝い事に関して私たち夫婦の意見はほぼありません。最近では特にお宮参りに行かない家庭も多いようです。